冬季うつ病には光療法を

毎年、秋から冬にかけて気分が落ち込んで何もやる気がしないという、
「冬季性うつ病」を患っている方が多くいます。冬季うつ病は、ひどい場合は
日常生活にも支障を来しますが、その様な冬季うつ病の治療には、光療法が効果的です。

日本で冬季うつ病が注目され始めたのは十数年前からで、冬季うつ病の原因は
まだよく分かっていませんが、毎年秋から冬にかけて気分が落ち込み、
春から夏にかけては冬季うつ病は回復するのが特徴の1つです。
さらに、学校や会社に行く気になれないという様な重度のうつ状態を
1度は経験している、ノイローゼ等他の精神疾患がない、年末の忙しさや
近親者の死など社会的・心理的な原因がない、これらの条件を満たす場合が
冬季うつ病の診断基準とされています。
うつ状態そのものは比較的軽度で、春になると回復するので我慢する人が
多い様ですが、10人に1人以上が冬季に気分や体の調子が悪くなり、
悩んでいるという結果もあります。
うつ状態が軽度とはいえ、ひどい場合は日常生活に支障をきたします。
冬季にうつ状態が見られ不安な方は、精神科もしくは心療内科で
カウンセリングなどを受けると、以外に改善のきっかけになるかも
しれません。


冬季うつ病の治療は、光療法がかなり効果的だと言われています。
これは蛍光灯が並んだ光の箱を1メートルほど離れた場所から1分間に
数秒の割合で見ることにより、体内時計のリズムを改善させる治療です。
おおよそ1週間から10日ほど、自宅で毎朝2時間ほど光療法を行うと
症状は改善傾向を呈します。現段階では、光療法で約70%の人に何らかの
効果が認められていいます。
光療法で改善しない場合は、抗うつ薬や抗不安薬でコントロールする
薬物療法となります。
一方、日常生活では積極的に早起きして日光浴をすると、治療・予防の
両面で効果が期待できます。
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